岐阜市各務原市の方へ睡眠時無呼吸症候群の病院

肥満症に合併する睡眠時無呼吸症候群は、放置すると高血圧、心臓病を発症します。早めに病院の専門外来へ。

更年期障害、皮膚のシミ、しわ対策、始めませんか？疲労対策、にんにく注射、ビタミンＣ注射も対応します。

院長　阪野勝久
(医学博士）

岐阜駅近くで、内科と睡眠障害の治療を行っています。
睡眠時無呼吸、肥満と生活習慣病など、専門医にご相談を。

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睡眠時無呼吸症候群は、10秒以上の無呼吸または浅い呼吸（低呼吸）が
眠っているとき何度も繰り返す病気です。昼間の眠気、集中力の低下に
加えて、1時間に異常呼吸が5回以上あると診断されます。

肥満による気道周囲の脂肪沈着が気道を圧迫して生じますが、下顎後退、
小顎症、アデノイド・扁桃肥大などの耳鼻科の病気も無呼吸症候群の
原因となります。

この病気は、英語ではsleep apnea syndromeと呼ばれているので、
略称としてSASと言います。

昼間の眠気、朝方の頭重感、中途覚醒、熟睡感の欠如など浅い眠りが原因で
生じる症状や、酸素不足による心不全の症状、夜トイレによく行く、浮腫が
起こります。その他、逆流性食道炎の症状が出現することもあります。

呼吸が不十分となるため、努力して呼吸するので、脳が何度も覚醒し
眠りの質が低下します。その結果、疲労の蓄積、昼間の眠気が生じます。
居眠り運転のリスクが高くなるので早めの対策が肝心です。

血液中の酸素不足が血圧や脈拍を上昇させる交感神経を亢進させるので、
高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、脳卒中を合併する危険があります。
また、心不全患者にも睡眠時無呼吸症候群はよくみられます。

眠っているときの睡眠の質と呼吸の状態を評価する終夜睡眠ポリグラフ検査を
施行して診断します。通常、病院に一泊して検査を受けることになります。
自覚症状と検査の結果を総合して、確定診断となります。

肥満が背景にある場合は、食事・運動療法を中心とした減量が根本治療です。
病状が重い場合は、心臓病、突然死を予防するため、CPAP治療という
鼻に装着したマスクから空気を送り込み気道を拡大させる治療を行います。

軽症の場合は、歯科でマウスピース作成を行い対策することもあります。
その他、扁桃肥大がある場合は手術を検討します。